独立開業ブログ

自転車屋になるのに資格は必要ないのですか?

自転車屋独立開業のよくある質問

自転車屋を開業するのに資格は必要ないのですか?
安全運転整備士という資格があるようなのですが、
この資格を取る必要があるのでしょうか?

答え:自転車屋を独立開業するには、資格は必要ありません。
しかし、自転車屋を経営するにあたって、「安全運転整備士」を持っていれば
店にもお客様にもメリットが有ります。

安全運転整備士の資格とは

安全整備士は、自転車の点検整備を行って安全な普通自転車だと認めれば、
その保証として「TSマーク」シールを有料で貼ることが出来ます。
(※TSマークとは:傷害保険・賠償責任保険付の安全自転車の証(有効期限1年)
TSマークが貼ってある自転車で事故が起こった場合、保険がおります。)

そのため、よりお客様に信頼していただける資格とも言えます。
安全運転整備士資格は、18歳以上で2年以上の自転車の組立・検査・整備の実務経験者が
試験を受けることが出来ます。
試験内容は、実技・筆記・面接があります。(詳しくは、日本交通管理技術協会HP参照)

リコのフランチャイズオーナー様でも、約15店が開業後にこの資格を取得しています。
自転車屋を開業するにあたり資格は不要ですが、
さらなる技術の向上とお客さんの安心のために、開業後の受験をお勧めしております。

フランチャイズ担当 岩崎より自転車屋開業についてのアドバイス

リコジャパンの採用担当
資格を持っていれば、どんな自転車も修理できそうなイメージをお持ちになると思いますが、
実際はそんなことはありません。
ママチャリ、スポーツバイクなどメーカーによってもいろいろな種類があり、
経験を積むことが、幅広い自転車をメンテナンスできるようになる近道です。

リコで独立した先輩たちへのインタビューコーナー「自転車屋で独立開業した先輩たち」を
読んでいただいても分かると思いますが、何年店を開業していても未だに「この自転車はやりたくない・・・」と
思うような海外製の自転車に出会うこともあるものです。
そこで逃げずに、自分の経験の幅を広げるために修理を受けていくことが
お店の客層を広げることにもなると思います。
もちろん、資格をとることも大切ですが、それよりも実践的な経験を積むことが大切なのです。

また、資格があるお店だから売上が良いお店かどうかは、全く関係がありません。
それよりも、お客様の立場になって分かりやすい説明ができるか、
また来たいと思えるサービスと接客ができているかのほうが、重要だということを
心に留めておいて下さい。

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