独立開業ブログ
10.212015
【堺東店】自転車屋で独立開業した先輩たち
リコジャパンのフランチャイズ加盟店として、独立開業した先輩オーナー達の生の声をお届けする
「独立開業した先輩たち」シリーズです。
今回は、なんと20代で独立開業して自分のお店を持った堺東店の和田オーナー(29)をご紹介します。
短大を中退後、自分のやりたいことがなかなか見つからず、
色々な職業を転々としたという和田オーナー。
漠然と将来は何かのお店をやりたいと考えていた和田オーナーは、
たまたまネットで見たリコの求人がきっかけで
「自転車屋をやっている自分」が自分の夢と重なったといいます。
一見飄々としたようにも見えますが、様々な努力と工夫をしておられるところに
若い経営者としての決意が感じられます。
是非、20代で独立開業を目指している方はご一読下さい!
様々な職を転々と・・・。リコでの面接で自分の夢がイメージ出来た!
リコで自転車屋さんをやろうと思ったきっかけは?
短大に入り保育士を目指していましたが、保育研修に行ってみたら「これは自分には合わないな」と思いました。
そのまま中退して、アルバイト・正社員問わず色々な職業を転々としましたが、
直ぐに「合わない」と感じて辞めてしまったり、続かなかったりでした。
ネットで職探しをしている時にリコの求人が目に止まりました。
色々な面接を受けてきて、面接時に「この会社には合わない・・・」と感じることも多かったのですが、
リコでの面接はそういう違和感は全く感じませんでした。
そして、色々話を聞いて、店舗を見学したりしているうちに
「自転車屋をやっている自分」が具体的にイメージでき、それが全然違和感がなかったんです。
手に職がつく仕事だし、何より自分の店が持てるということに惹かれました。
漠然と将来は何か店をやりたいと考えていたので・・・。
自分の夢とイメージがピッタリとパズルのようにハマッた感覚を覚えたんです。
20代という若さで店を持つことに不安はありませんでしたか?
初めは不安でした。資金もほとんどありませんでしたから。
でも、研修が進むにつれて不安はなくなっていき、
研修2ヶ月ぐらいで「早く自分の店をやりたい」と思いました。
あびこ店は大型の直営店で本当に忙しいお店だったのですが、
あびこ店を回せるぐらいだから、もう一人で店をやっても大丈夫だと自信がつきましたね。
資金的な不安はどうですか?
50万ほどの自己資金しかなくて後は全て借入でしたので、不安はありました。
でも、この堺東店はもともと直営店として運営されていたので、
月々の売上や来客数が分かっていました。
だから、将来的な見通しがしやすかったので、
これなら何とかやっていけるかなって。(笑
頼られる存在に変身できる研修期間
リコでの研修はいかがでしたか?
これから人生で役立つことを身につけられるし、
他の人は出来ないことができるという優越感みたいなものがあって、
本当に楽しかったです。
修理が出来る様になることがカッコ良かったし、頼られる存在になれることが嬉しかったです。
ただ、今までやったことのない中腰の姿勢が多くて苦労しました。
あと、指も痛かったですね。(苦笑
でも、研修自体は3ヶ月なのですが、2ヶ月ほどでほとんどの修理や作業等は身につけられたことには、
自分でも驚きました。
2ヶ月目では「もう早く自分一人で店をやってみたい!」と思いましたよ。
お客さんが知りたい情報を発信!店舗ブログの運営も!
堺東店独自で工夫していることは?
店が狭いのでレイアウトを工夫して、少しでも広く見せる努力はしています。
あとは、ポップの作製にも力を入れています。
見ていただければ分かるように、お客さんの知りたいだろう情報を
分かりやすく表示するようにしています。
お客さんの反応はいまいちでした。
「お客さんが知りたい情報は何か?」を一番に考えてポップを作るようにしてから
見てもらえるようになったと思います。
あとは・・、季節ごとのディスプレイも。
2ヶ月毎にディスプレイは変えるようにしています。
今はハロウィーンバージョンです。
堺東店のブログも運営しています。
若い人はスマホやPCなどで、検索する人も多いですから。
(ポップを見て)自転車の出張修理もやっているんですか?
実はひっそりと自転車の出張修理を4ヶ月ほど前から始めました。
10時から20時までは店を開けているので、出張できるのは開店前か閉店後になってしまいますが・・・。
それに、出張修理は自転車で現地まで行くため、
部品などが取りにもどれるぐらいの距離・・・店舗の近所2~3kmぐらいに限定しています。
出張費用(1000円)がかかるし、パンク修理のみは受けていないので、
できればお店に持ってきていただいたほうが安いのですが、
「どうしても行けなくて困ってる」というお客さんがいらっしゃるので、
ほそぼそと続けていくつもりです。
フランチャイズ加盟で「自転車屋」に集中できる
リコに加盟してのメリットを教えて下さい。
「安心して任せられる」ということでしょうか。
一人で個人店として自転車屋を経営するとなると、
仕入れルートの開拓や、営業との交渉など
表には見えない部分での仕事量が多くなってきます。
その分加盟金などは払っているのですが、
「十分元が取れるぐらいの仕事をリコに任せられる」というメリットは
僕の中でとても大きいです。
それに、やはり同じ仕事仲間のフランチャイズオーナー同士、
色々な相談ができることが精神的に助かっています。
まちの自転車屋としての喜びは何ですか?
お客さんに感謝してもらえるということでしょうか。
自転車のタイヤに空気を入れるだけでも感謝してもらえるのは、
本当に嬉しいことです。
もちろん、お金のため、生活のために自転車屋という仕事を選んで
自分が好きでこのお店を開いたわけですが、
「まちの自転車屋」としてのお金以外の「感謝される」という喜びがあります。
これから独立開業する人へのメッセージ
これからリコでお店を出そうと思っている人へのアドバイスやメッセージをお願いします
自転車屋はサービス業であり、接客業なのですが、
自転車をたくさんおいている販売メインの自転車屋とは違い、
リコは販売よりも修理がメインです。
リコにくるお客さんは、自転車に何かトラブルがあってくる人がほとんど。
何か「困っていること」があって店に来ています。
リコはそういった「困っていること」を解決してあげられる所なんです。
だから、お客さんは代金を払っても、本当に心から「ありがとう!!」と感謝してくれる。
特に自転車は日頃の生活の足となるものなので、それを修理してもらえて嬉しくないわけがありません。
接客業の中でも、特殊な仕事だと思います。
僕は地域の人からこんなに感謝されて頼ってもらえる自転車屋という仕事に出会えたことが
幸運だと思っています。
もし、他の接客業やサービス業、もしくは他のフランチャイズ店加盟で迷っているなら、
自転車屋という仕事はオススメできます。
【堺東店データ】
住所 〒590-0074 堺市堺区北花田口町3丁1-21
TEL 072-223-1877