独立開業ブログ

【中加賀屋店】自転車屋で独立開業した先輩たち

まちの自転車店[リコ]中加賀屋

リコジャパンのフランチャイズ加盟店として、独立開業した先輩オーナー達の生の声をお届けする
「独立開業した先輩たち」シリーズです。

思い込んだら一直線!藤間オーナー(28)が寿司職人の道から
27歳という若さで自転車屋を開業した理由とは?

トルコに住むための仕事から、自分が本当にやりたい仕事へ

前職について教えて下さい。

実はトルコに惚れ込んで、一時期トルコで働いていたんです。
そして、いつかトルコに本格的に移住したいな・・・と思っていました。
でも、トルコで何が出来るのかというと、その当時は何も取り柄がなかったので
日本人らしい技術を身につけようと一旦帰国しました。

帰国後は寿司職人の資格を取り、和食店で働いて経験を積んでいました。
でも、本気で寿司職人になるには10~20年は修行しなければならない世界です。
本当に自分がやりたいことなのか?と考えたとき、寿司職人ではないと。
「トルコに住むこと」を第一に考えて突っ走っていましたが、
実際にその世界に足を踏み入れてみて、寿司職人は自分がやりたかった仕事ではない・・・そう感じたんです。
日本で彼女が出来たことも大きかったと思います。
トルコよりも、日本で自分が本当にやりたい仕事は何かを考え始めました。

そうすると中学から大好きだった自転車を扱う仕事が心に浮かびました。
「自転車屋をやろう!」そう思い立ちました。
まちの自転車店[リコ]中加賀屋

自転車屋のフランチャイズは、リコ以外なかった!

なぜリコで自転車屋をやろうと思ったのですか?

リコも含めていろんな自転車屋を見て回りました。
その時思ったのは、おじいちゃんやおばあちゃんが入りにくい店が多いということでした。

自分で個人店をやろうとすると、やはり自分の好きなものに偏ってしまいがちで
自分もそういう入りにくい店にしてしまう危険性もあると思いました。

なので、自分の好みに偏りがちな個人店ではなくフランチャイズ店のほうがいいと。
きちんとノウハウを持った所で教えてもらったほうが近道ですし、
自転車屋のフランチャイズを探したらリコにたどり着いたんです。
というより、自転車屋のフランチャイズはリコしかなかったんです。(笑

でも、僕がやりたかった自転車屋も「地域に根ざす自転車屋」だったし
リコの目指す自転車屋とピッタリでここしかない!と思いました。

フランチャイズの知識はもともとあったんですか?

実は大学の時、フランチャイズ研究会で会長を勤めていました。
手作りアイスとサーティワンアイスはどちらが売れるのか?とか
いろいろなフランチャイズについての知識を実践から学ぶという研究会です。

実際にイベントなどで商品を売ってみて、サーティワンアイスはよく売れていましたね。
やはりフランチャイズの「ブランド力」というのは強いんだな・・・と。
そういう経験があったので、フランチャイズの知識は多少持っていました。
まちの自転車店[リコ]中加賀屋

リコのフランチャイズ制度はデメリットがほとんどない。

では、リコというフランチャイズに加盟するメリットは何だと感じていますか?

フランチャイズなので当然なんですが、
修理技術や接客などのノウハウを教えてもらえることは大きいですね。
目立たないメリットを上げると、タイヤやチューブなどのゴミを回収してくれたり
ブリヂストンなどの大手メーカーの商品を仕入れできることです。
個人でこれをやろうとすると、店をやりながら業者とのやりとりも自分でしなければいけなくなって
かなり面倒だと思います。

大手自転車メーカーは、個人店が新規で取引するのは難しいらしいです。
すでに取引している店が近くにあると競合になるので仕入れさせてもらえないとか、
個人店は現金取引にしか応じてもらえないとか、なかなかハードルが高いみたいなんです。

でも、リコなら本社がオーナーに代わってメーカーと交渉してくれるので、
こういう小型のお店でも簡単に大手メーカーの自転車を仕入れることが出来る。
個人店では手間で面倒なことも、リコでなら当然のようにやってもらえる・・・そういうところがメリットだと思います。

逆にリコに加盟するデメリットは?

一般的にフランチャイズのデメリットは
「ロイヤリティ」と「自由度がない(制約が多い)」ことだと言われています。

でも、リコにはそのどちらも当てはまりません。
ロイヤリティも取ってないですし、リコは自由度が高い。
リコに決める前に、難波日本橋店三国店を見に行きましたが
全く色が違ってビックリしたぐらいです。
リコはある程度オーナーの裁量に任せてもらえる自由度があって、
今のところデメリットを感じていません。

まちの自転車店[リコ]中加賀屋

まちの自転車店[リコ]中加賀屋ではレストア自転車も取り扱っている

「僕の店だからきてくれる」そんな店を目指して奮闘中!

中加賀屋店は売上が上がらずに前オーナーが手放して、直営として預かっていたお店です。
そんな一見リスクの高い中加賀屋店をやろうと思った経緯を教えてください。

初めは地元の中津での開業を希望していたのですが家賃が高く
費用の面でもう少し安く開業できる場所を探していました。
直営だった中加賀屋店は研修中に、見聞を広げるために見に行ったのですが
街の雰囲気がとってもよくて、中津によく似た街だな・・・と感じました。
担当だった法橋さんから直営を引き継ぐこともできるときいて
この中加賀屋店に決めました。

もちろん、売上も上がっていない店というリスクも知っていました。
でも、店の無機質な雰囲気を変えることができれば、
お客さんも入りやすくなり、売上もあがるのでは?という妙な自信があったんです。
僕が変えてやる!って。(笑

商店街からも大通りからも外れた中加賀屋店ですが、立地の面で不安は?

もともと立地の良すぎる店は「僕の店だから来てくれる」というよりも、
「便利だから来た」というお客さんが多くなります。
僕の自転車屋はもっと暖かい感じの皆さんが自然に集えるような店にしたいと考えていたので、
通りから一本入っているような立地のほうがいいと思ったんです。

立地が不利だと「わざわざ来てくれる」お客さんを増やさないと商売にならない。
そんな場所だからこそ、やり甲斐があるんじゃないかと思いました。
それに、お客さんが来てくれない理由を立地のせいにしたくないとも考えていました。

努力の甲斐があって、人が入りやすい店に生まれ変わり売上も伸びていますね!さすがです。

ありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいですね。
無機質な感じが入りにくいのでは?と思っていたので
人の温かみを出せる店にしようと日々奮闘しています。

作業しながらでもお客さんとおしゃべりできるように
椅子と机の位置を変えてみたり、色々工夫してるところなんです。(笑

あとディスプレイも、趣味のスケボーと自転車を融合させてみたりして工夫しています。
おかげで、スケボーをやる人に「兄ちゃんもやるの?」って声をかけてもらうこともあって
自転車に関係なく話しかけてもらえることも増えてきました。

理想は人が集える店です。用事がなくてもチョット寄りたくなる店にしていけたらと思っています。

まちの自転車店[リコ]中加賀屋

人柄がお店を作り出す好例。店先でおしゃべりに花をさかせる藤間オーナー。

これから独立開業する人へのメッセージ

これからリコでお店を出そうと思っている人へのアドバイスやメッセージをお願いします。

色々お話してきましたが、
自分の店を持つ楽しさは、やっぱり実際に店を持ってみないとわからないと思います。
そういう意味で、僕は店を持ってみて本当に良かったと思っています。

やらない後悔よりも、やってみて後悔するほうがずっといい。
もし、やってみたいな・・・と思っているのなら、
話を聞いてみるだけでもいい!
まず一歩前に踏み出すことが大切です。
まちの自転車店[リコ]中加賀屋

まちの自転車店[リコ] 中加賀屋店
〒559-0017 大阪府大阪市住之江区中加賀屋3-13-21
TEL:06-4702-7624
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